セルフケアを心がけることが災害生活のポイント!

避難所や車中などで長期にわたって過ごさなければならない場合があります。
そんなとき、自分の身を守るために「セルフケア」を心がけることが大切です。

ポイント1.水分はしっかり摂りましょう。

避難所ではトイレが不便なため、水分補給を制限しがちです。
しかし、水分が不足すると便秘や脱水症状をきたし、血糖コントロールが悪化します。
その結果、血管の中で血栓(血のかたまり)ができたり、詰まったりします。
このような時の水分補給として、水素水や水素風呂が役に立ちます。

血栓が詰まるとこんな病気に・・・

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞
  • 静脈血栓塞性(エコノミークラス症候群)

などに注意しましょう。

ポイント2.食事の目安量を覚えておきましょう。

避難所などで支給される食事はおにぎりや菓子パン、インスタントラーメンなど炭水化物が中心なため、エネルギー量や栄養素、塩分のバランスが崩れがちになります。
普段から食事の見やす量を覚えておきましょう。

よく配給される食事のカロリー目安

  • おにぎり2個・・・400キロカロリー
  • 牛乳・・・120キロカロリー
  • カップラーメン・・・400~500キロカロリー
  • お茶・・・0キロカロリー
  • みかん・・・40キロカロリー
  • アンパン・・・300キロカロリー
  • バナナ・・・80キロカロリー
  • オレンジジュース・・・100キロカロリー
  • 水素・・・0キロカロリー

 

肝機能障害の食事Q&A

肝機能障害の方の食事について、数ある疑問の中から2つをピックアップ!

Qしじみ汁って肝臓にいいんですよね?

Aしじみだけでなくバランスよく栄養をとりましょう。

しじみは栄養価が高く、昔から「お酒を飲んだ後にしじみ汁を飲むとよい」といわれますが、しじみが肝臓に効くという信頼できるデータは残念ながらありません。

しかし、しじみは、タンパク質や肝機能を正常に保つタウリンやメチオニンのほか、ビタミン類が多く含まれている食品のひとつではあります。

しじみに限らず、肝臓の働きに欠かせないタンパク質を含む肉や魚、ビタミン類が多く含まれる緑黄色野菜など、さまざまな食品をバランスよく食べ、禁酒・節酒に努めることが大切です。

ただし、慢性肝炎(C型肝炎)の方の場合、鉄分を多くとると肝硬変や肝臓がんへ進行する不安があるため、鉄分を多く含むしじみはできるだけ控えましょう。

Q慢性肝炎のインターフェロン治療で食欲が落ちてきたときの対処法は?

A食べられそうなものを少しずつ。良質なタンパク質をとる工夫をしましょう。

治療の副作用で食欲が落ちてしまう方がいます。

食欲がないときでも、あっさりとしたおかゆや麺類、豆腐、ヨーグルトなど、のどごしのよい食品ならとりやすいことが多いので、まずは食べられるものを食べましょう。

また、柑橘類などの酸味、香辛料やしょうがなどの香味野菜を適度に使うと食欲を刺激してくれます。

脂肪の少ない鶏胸肉や魚を蒸したり焼いたりすると、あっさりとして食べやすいうえ、タンパク質を補給できます。

食事は味覚だけでなく視覚でも楽しむもの。

普段使いの器からいつもと違う器に変えて、盛り付けに工夫してみてもいいでしょう。

肝機能障害の方の食事に取り入れてほしいのがプラセンタです。

美容サプリとして知られているプラセンタですが、実は肝機能障害では医師の診察があれば保険適用がある医療用プラセンタもあるのです。

心房細動には種類がある

心房細動は、発作性、持続性、永続性に分けられます。

発作性は

  • 7日以内に止まる
  • 自然経過で停止するが、再発しやすい
  • 日常生活の因子が誘因となりやすい

持続性は

  • 7日以上続く
  • 薬物や電気ショックで心房細動が止まる

永続性は

  • 薬物や電気ショックでも心房細動が止まらない

早目の受診が肝心です!

発作性心房細動で発作を繰り返していると、心房の筋肉が心房細動を起こしやすい性質に変化して、いずれ持続性や永続性の心房細動の永続化を予防するやめに、早めに診察を受けることをお勧めします。

なぜ心房細動が起こるのか?

心房細動は高齢者に多く発症するので一種の老化現象によるものと考えられています。

心房細動になる割合は40歳代では1%ですが、70~80歳以上になると、5~10%と上昇します。

加齢によって生じやすくなる不整脈ですから、上手に付き合っていくことが必要です。

一方、心房細動には発症の危険因子があり、それが発症の誘因となることも多いのですが、原因が特定できない場合もあります。

心房細動発症の危険因子

日常生活では精神的・肉体的ストレス、睡眠不足、過度の緊張、多飲酒などです。

基礎疾患では、高血圧、糖尿病、心臓弁膜症、心筋梗塞、心不全、甲状腺機能亢進症など。

心房細動ってどんな病気?

「心房細動」という不整脈はどんな病気なのでしょうか?

「心房細動」は、心房がとても速くかつ不規則に収縮するために起こる不整脈で、比較的多くみられます。

このとき、心房は1分間に400~600回くらいの速さで無秩序に興奮します。

心房で発生したこの電気信号は、不規則なまま何割かが房室結節を通って心室に伝わるため、心室での興奮も1分間に60~200回程度の不規則なものとなります。

その結果脈が乱れ心臓のポンプ機能が低下して、胸がドキドキするなどの動悸や胸部不快感、気分の悪さなどの症状がみられるのです。

心房細動が発作的に出現するときには、この症状が著しく日常生活に支障をきたすこともあります。

一方、慢性化した場合には無症状のことも多く、健康診断の心電図検査で初めて心房細動を指摘され、外来を訪れる方もいます。

心房細動それ自体は死に至るような不整脈ではありませんが、心房の中に血栓(血のかたまり)ができやすくなるために脳梗塞になったり、心房細動によって心拍出量(心臓が血液を送り出す力)が約25%低下し、頻脈が持続して心筋が障害され、心不全にいたる場合があります。

不整脈の診断

不整脈の診断で最初にやることといえば、まず心電図検査を行うことです。

これは、一般的な健康診断でも行われている簡易的な検査で、正常な脈なのか、それとも不整脈なのか、そして不整脈であればどのような病気が潜んでいるかを調べるためのものです。

日頃は正常で藻時々しか現れない不整脈を調べるためには、一日24時間連続で心電図を記録することができるホルター心電図検査を行って、日常生活でおこる発作を記録していきます。

また、運動したときのみに動悸などが起きる場合には、どのような不整脈なのかを知るために運動負荷心電図検査というものを行います。

これらの検査によってどのような不整脈なのかが診断されたら、さらに心エコー(心臓超音波)検査を行って基礎心疾患(もともとの心臓の病気や異常)があるかないかを調べ、また、血液を採取する検査によってどのような危険因子があるかを調べます。

いずれも一般の病院の外来で行うことのできる簡易的な検査です。

不整脈ってなに?

刺激伝導系の機能が何かの原因で障害されると、脈が早くなったり、遅くなったり、乱れたりします。

この状態を「不整脈」といいます。

ひと口に不整脈といっても自覚症状はさまざまで、脈が正常よりも早くなると(頻脈)心臓がドキドキするなどの動悸や胸部不快感が生じますし、脈が正常よりも極端に遅くなると(徐脈)だるく疲れやすくなったり、めまいや失神を起こすこともあります。

不整脈は疲れていたり体調が悪いとき、精神的に落ち着かないとき、ストレスや不安のあるとき、お酒を飲みすぎた翌日などにも出やすい症状でもあり、放っておいても大丈夫なものがほとんどですが、なかには心室頻脈や心室細動といった突然死の引き金となる致死性の不整脈もあります。

こんな症状はありませんか?

  • 突然胸のあたりが苦しくなる
  • 脈をうつ感覚がバラバラ
  • 脈がときどき抜ける、ドキンとする
  • ドドドドドッというような早い鼓動を感じる
  • 目の前が暗くなるようなめまいを経験した
  • 動いたときに息切れを感じるようになった
  • 強い動悸を感じる

心臓はどのように働いている?

心臓は心筋という筋肉でできていて、1分間に60~100回、1日に約10万回、血液を全身へ送るポンプとして休むことなく規則正しく働いています。

心臓には右心房、左心房、右心室、左心室という4つの部屋があり、これらの部屋が順序よく収縮することで血液を全身に送り出しています。

心臓が収縮を始めるとき、まず右心房にある「洞結節」という場所から電気刺激が出ます。

洞結節は発電所の働きをしています。

この電気刺激はまず左右の心房を興奮させ、心房が収縮します。

次に「房室結節」という関所を通過して左右の心室に伝わり、寝室の収縮が起こります。

左心室が収縮すると血液は大動脈を経由して全身に送り出されますが、送り出された血液は「脈」として認識されるのです。

このような規則的な電気刺激を管理しているシステムを「刺激伝導系」といい、この刺激伝導系が正常に機能して、心臓が規則的にポンプ活動を行っている状態を「洞調律」といいます。