「プールから上がったら水道水で目を洗う」実はそれダメ!

水泳後、目を洗うとドライアイになる!

プールで泳いだ後、いまだに目を洗っている人はどのくらいいるでしょう。
最近では学校のプールに、昔よく見かけた水道の蛇口がUの字型で上になっている専用の洗い場はありません。
その代わり、児童や生徒のほとんどがゴーグルを使用しています。

ただ、昔の習慣で今でも水道水で目を洗う人は、注意が必要ですね。
水道水で洗眼するのは、かえって目に障害を与えてしまう危険があることがわかっています。
絶対にやめてください!

なぜ、そのようなことになるかといえば、まず、塩素が含まれる水道水で目を洗うことによって、目の表面を保護し、角膜に接しているムチンという物質が洗い流されてしまいます。
すると、角膜を守ることがなにもなくなり、ドライアイはもとより、角膜が傷ついてしまう可能性が高まることに。

ムチンは涙を目の表面に止める働きがあります。
そして、涙の層の上には若干の油分の層があり、洗眼をするとこれら全てが水道水で流されてしまうわけです。

ゴーグルの使用が現在の常識に

でも、とくに室内プールでは塩素系消毒薬を使用することが多く、水中で目を開けることで角膜を守っているムチンなどが破壊されてしまいます。

プールに入るときは、目を開ける訓練はゴーグルの使用をおすすめします。
また、プール後に涙成分配合の目薬もおすすめします。

涙の主な働き

  • 鮮明な像を結べるように角膜の表面を滑らかに保つ。細菌の侵入、感染を防ぐ
  • 目の表面を守り、乾燥を防ぐ
  • ゴミやほこりを洗い流す
  • 角膜に酸素や栄養を届ける