「二日酔いの時こそシジミの味噌汁は欠かせない」実はそれダメ!

シジミは二日酔いに効果がない?!

二日酔いにはシジミがいちばん!
深酒の翌日のシジミ入りの味噌汁は、まさに五臓六腑に染み渡る・・・といった感覚をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

たしかに、シジミは必須アミノ酸やビタミンB12のほか、カルシウム、鉄分などが含まれた、非常に栄養価の高い食品です。
そして、シジミに含まれているオルニチンという栄養素は、お酒の飲み過ぎなどでダメージを受けた肝臓の機能を高める効果があるとされていました。
みなさんも一度はきいたことがあるのではないでしょうか。

しかし、最近の研究でオルニチンのアルコール代謝についての変化は、ほとんど生じなかったという結果が報告されています。
そもそも1杯の味噌汁に入るシジミの摂取量では、とうてい二日酔い改善には至らないかとも思えます。

シジミの大量摂取は、肝臓に悪影響?

人のアルコール分解能力は個人差があります。
二日酔いの症状も頭が痛い、気持ちが悪い、吐き気など様々です。
それらのすべてにオルニチンが症状緩和に効果があるとは思えません。
ただ、シジミが二日酔いの症状改善に効くという実感があなたにあれば、プラシーボ(偽薬)効果の可能性があります。
それは利用したほうがいいでしょう。
注意したいのは、シジミに豊富な鉄分は、摂り過ぎると肝臓に蓄積してしまい悪影響を与えると言われている点。
特に男性の方々は、くれぐれも毎日の大量摂取はしないようにお願いします。

休肝日が大切!

二日酔いをするほど飲み過ぎてしまったら、中三日の休肝日を設けて下さい。
過度なお酒は健康の観点からも悪くありませんが、肝臓に過度の負担をかけるのはご法度です。