「健康診断で高血圧と言われたため、降圧剤を飲むようにした」実はそれダメ!

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健康診断の基準値は信じちゃダメ?

毎年、健康診断の結果に一喜一憂している人は多いのではないでしょうか。
健康診断では血圧やBMI、総コレステロールなど判定項目ごとに基準値が決められていますが、それを少しでも超えていると「異常数値かもしれない!」と心配してしまうのは当然のこと。
その不安が原因で体の免疫力を下げてしまっては、何のための検査かわかりません。

そもそもこの基準値は「統一された絶対的な基準」というわけではありません。
複数の学会などが発表した診断基準を健康診断を行う施設によって選んでいるため、それぞれ少しずつ数値が異なる場合も多いのです。

例えば高血圧となる基準値について、日本人間ドック学会は2014年に「147/mmHgを超えたら高血圧」と最新の基準値を発表し推奨しています。
しかし日本高血圧学会は「高血圧の世界的基準は140/mmHg」として真っ向から反論しています。

ある診断施設でアウトだったものが、別の施設で検査した結果セーフになるということがあり得るのです。

チェックするポイントは前回からの変化

では、健康診断に意味がないのかというとそうではありません。
注目するポイントは前回からの変化です。

たとえ血圧やコレステロールが基準値以内だったとしても、前回に比べて大きく増減していた場合は、体の中で大きな変化があったということです。
生活スタイルを見直してください。

健康診断の基準値は施設によって違う

①「147/94mmHgを超えたら高血圧」(日本人間ドック学会による基準値)

②「140/90mmHgを超えたら高血圧」(日本高血圧学会による基準値)

どの基準を採用するかは健康診断を行う施設次第。