「風邪をひきたくないので、うがい薬を濃いめに使う」実はそれダメ!

うがい薬は感染症を引き起こす?!

風邪の予防には、うがいと手洗いが効果的だといわれています。
でも、うがいの効果を高めようとしてヨード入りのうがい薬を使ってしまうと逆にウイルスを手助けすることに…。

京都大学保健管理センターの研究に「水でうがいをした人」、「うがい薬を使ってうがいをした人」、「うがいをしない人」それぞれの風邪の発症率を調査したものがあります。
すると最も風邪の発症率が低かったのは水うがいだったのです。

うがい薬使ったグループは、うがいをしない人とあまり変わらないという驚きの結果が報告されています。

水うがいが風邪を予防する理由は、水の流れによってウイルスや、ウイルスに感染しやすくさせる異物(ほこりなど)が洗い流されるからだと考えられます。
前出の研究では水うがいは、風邪の発症率を4割減らすことがわかりました。

うがい薬は常在菌まで殺してしまう!

それでは何故、うがい薬には効果がなかったのか。
それはウイルスだけでななく、のどに棲んでいる常在菌まで攻撃してしまい死滅に追いやってしまったから。
常在菌は外部からのウイルスの侵入を防ぐ役割を果たしていたというわけです。

また、うがい薬には体内の細胞に対する攻撃性もあるため、粘膜を傷めるおそれがあります。
粘膜の細胞に傷がつけば、そこからウイルスが入り込んでしまいかねません!
風邪を予防するなら、水だけでうがいをした方がよさそう?!

うがいと風邪の発症率

水うがいをした人 100人中17.0人
うがいをしない人 100人中26.4人
うがい薬を使った人 100人中23.6人

※京都大学保健管理センター「水うがいで風邪発症率が4割減少」より