「骨粗鬆症の薬を1年以上飲み続けている」実はそれダメ!

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骨粗鬆症の薬は、ほとんど効果がない?!

骨密度が低下して骨の強度が弱まり、骨折しやすくなってしまう病気、骨粗鬆症。
いまや50歳以上の女性の3人に1人が骨粗鬆症にかかっているといわれています。

この骨粗鬆症は、何らかの原因で骨の新陳代謝である「骨吸収(古い骨を壊す)」と「骨形成(新しい骨を作る)」のバランスが崩れて、骨形成より骨吸収の速度が早まってしまうために起こる症状のこと。
その治療には、食事療法や運動療法、薬物療法があり、薬物療法では骨吸収を抑制したり骨形成を促進する薬を服用して、治療することが基本ですが、中にはほとんど効果のない薬もあるのです。

たとえば骨吸収を抑制するタイプの治療薬、ビスホスホネート製剤の一種、フォサマックなどは臨床試験の結果「大腿骨骨折のリスクが51%減った」とされています。

効果があるのは100人中ひとりだけ?!

しかし、実際は、約1000人の被験者へ3年間投与を続けた結果、骨折した人が22人から11人に減らせたというだけの内容でした。
つまり、ほぼ100人に1人にしか効果がないという結果です。
薬の効果は、製薬会社がさも有効のように宣伝するもの。
しかし、データをよく調べてみると、数字のトリックで有効に見えるだけという場合もあるのです。

中には処方された薬が効果てきめんな人もいるかもしれませんが、一方では全く無意味な人もいるということを覚えておいた方がよさそうです。

数字のトリックに注意!

「3年間服用を続けた結果、骨折の確立を半分にした」

実態を調べてみると

約1,000人中22人が骨折したところを11人に減らした。
つまり、2.2%の骨折率が1.1%まで下がっただけ!

「2.2%が1.1%になったことを、半分になったと表現しただけ!」